このペラペラの薄さ。
しかもストーリーは良いところで終わってしまいます。
それで、金をとるんかい!
という文句を途中で言いそうになりましたが、そうではないですね。
ガスタービン動力車の意外性と格好良さに、しびれました。
振り子式のJR四国2000系気動車の中間車にガスタービン動力車4両ですよ。
しかも、2000GTのロゴがかっちょいい!
2000GTの上にはSHIKOKU ISLAND INTERCITY。下にはGAS TURBINE DRIVEという文字が添えてあるのも良いですが、やはり2000の後ろに段違いに並んだGTの2文字がイイ!
もちろん、2000GTといえば、往年の名車の名前でもあるところがネーミングの秀逸さでしょう。車のマンガのパロディ同人誌で、気動車の2000系にガスタービンを付けて2000GTと称するのは、とてもセンスが洒落ています。
ああ、ガスタービン! §
子供の頃、鉄道雑誌でキハ391の写真を見た世代ですから。
唐突にガスタービン動力車が登場すると、それだけでインパクトは大ですね。
世代が違うと感じ方が違うインパクトだと思いますが。